トラックの荷台に関する豆知識をまとめてご紹介

ドライバーの方が普段当たり前に乗っているトラックですが、荷台に関する注意点をご存知ですか?今回は荷台に関する豆知識と、荷物の積み下ろしで注意するポイントについてご紹介します。

目次

豆知識1.トラックの荷台に人って乗れるの?

答えは「OK」。ただし、乗るには2つの条件があります。1つは、荷物の運搬をおこなうとき、積荷を監視(落下・盗難)する必要がある場合。もう1つは、警察で荷台乗車許可証を交付してもらうことです。

この2つがクリアーされれば、トラックの荷台に乗ることは問題ありません。ただし、行きは荷台の乗車が許可されても、帰りは積荷がない場合、乗車が許可されないこともあります。

何人まで乗れるの?

荷台に乗れる人数には、何人までという決まりはありません。積荷の監視に必要な人数を、警察が許可さえしてくれれば何人でも荷台に乗せることは可能です。しかし通常は、軽トラックなら1人、中型大型であれば多くても2~3人が限度でしょう。

豆知識2.箱車の荷台はなぜ凹凸があるのか

答えは「アルミパネルの強度を増すため」です。波板とも呼ばれ、平板に比べると強度が数倍に増えます。トラックは最大積載量があるので、アルミパネルの厚さはできるだけ薄くして軽量化するのが望ましいのです。

このため、軽量で強度がある波板がほとんどのトラックの荷台に使われています。

豆知識3.荷台に牛や豚などの家畜を乗せることはできるか

家畜は法律上、モノとして判断されますから、乗せることに問題はありません。ただしトラックの最大積載量や寸法以内に収める必要があります。またモノとはいえ、生き物。アオリが高いものやゲージを設けて安全に輸送しましょう。

荷物の積み下ろしで注意すべきポイント

「最大積載量さえ守れば、荷物をガンガン積んでも問題なし」という訳ではありません。荷物の積み下ろしでは以下の点を心がけ、安全な輸送を心がけましょう。

平台はカバーをかける

特に軽トラックや2tトラックの場合、トラックの速度や風圧で荷物が飛んでしまうことがあります。荷物の落下やそれによる後続車の事故につながる危険も。できるかぎり荷台専用カバーをかけ、荷物が落ちないよう予防しましょう。

荷物の隙間には緩衝材を入れる

トラックの輸送時、荷物と荷物がぶつかって破損することがあるので、壊れやすいものを積むときには、必ず隙間に緩衝材を入れましょう。いらないタオルや布団のようなもので構いません。

上に重い荷物を積むのはNG

重い荷物を高い位置に積むと、トラックの揺れで簡単に荷崩れをおこします。重い荷物は一番下に、その上に軽い荷物を積み上げるようにしましょう。

荷台の底がまんべんなく埋まるように積む

トラック荷台の前方に荷物を積み、後方は荷物が載っていないと、ブレーキをかけたときに荷物が後ろに荷崩れすることがあります。また、トラックの過重のバランスがおかしくなるため、カーブでトラックが横転したりする危険も。できる限り荷物は荷台に平均してまんべんなく載せるようにしましょう。

荷台を固定して安全な運搬を心がけましょう

荷物が不安定に積んであると、荷物の落下だけではなくトラックの走行にも支障がでます。また、ドライバーの神経が荷物に集中し、実際の運転も危険が増します。ぜひ、トラックの荷台に関する豆知識、積み下ろしで注意するポイントをお役立てください。これからも荷物を安全に運搬するために、荷物を固定するアイテムがおすすめです。

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