「トラックを中古でお得に手に入れたい!」という方に向けて、中古トラック選びのコツをまとめました。購入の際はいくつかポイントがあるので、間違いのない中古車選びの参考にしてください。
選び方のコツ1.試乗してみる
走行距離や外観など見た目だけでは、よいか悪いか判断できません。中古トラックを購入する前は必ず試乗しましょう。エンジンを回し、公道を走行する(できれば)など、実際のトラックの状態を確認するなら、良し悪しやクセなどが分かります。試乗のときは次のポイントをチェックましょう。
エンジンまわり
- キーを回して、一回でかかるか
- 異音はしないか
- 大きな振動はないか
アクセルまわり
- アクセルの加減に合わせ正常に加速するか
- ブレーキの利き心地はどうか
- ギアを入れるときに悪いクセがないか
- ハンドルを真っ直ぐにしても、徐々に車体が曲がらないか
運転席まわり
- ウィンカーは正常動作するか
- エアコンは正常動作するか
- パワーウィンドウの開閉は問題ないか
以上のポイントは試乗してみないとわかりません。後で後悔しないために遠慮せず販売店に試乗できるかお願いしましょう。
選び方のコツ2.外観や内装をチェックする
中古トラックの内外装は、日中の明るいときにチェックしましょう。それぞれのチェックポイントをご紹介します。
外観のポイント
- ボディのキズ・へこみの状態はどうか
- タイヤの溝は残っているか
- ボンネット底部からの液漏れはないか
内装のポイント
- ニオイは問題ないか
- シートや天井の汚れ・キズの状態はどうか
選び方のコツ3.点検記録簿を読む
中古トラックがどのように整備されてきたのか、点検記録簿を読めば分かります。例えばエンジンオイルの交換時期をはじめ、どこを修理してきたのかなど、今後どこの修理が必要なのかを判断する大切な記録なのでよく読んでおきましょう。
選び方のコツ4.走行距離と経過年数のバランスを考える
中古トラック選びで一番気になるポイントは、走行距離。しかし、「走行距離が少なければよい」という単純なものではありません。一般的なトラックの年間走行距離は6~7万キロ。例えば新車購入から5年経過したものは、30~35万キロが適正距離。もしこれより大幅に走行距離数が上下するものは、できれば避けたほうがよいでしょう。
具体的な考え方の例
- A.年式は1番新しいが、3年で走行距離40万キロ
- B.年式は次に新しいが、5年で走行距離30万キロ
- C.年式は1番古いが、7年で走行距離20万キロ
A~Cの中古トラック3台から1台を選ぶ場合、みなさんはどれを選びますか?適正距離で答えを出すと、答えは「B」。Aは過走行車、Cは過少走行車と呼ばれ中古車の状態としてあまりよいとはいえません。あまりに走行距離が少ないトラックは、メーター改ざんの可能性があるためおすすめしません。
選び方のコツ5.保証内容を確認
どんなに慎重に選んでも、購入していざ乗ってみたら突然故障することも。あとで泣き寝入りしないために、必ずアフターサービスの内容を確認しましょう。例えば、走行距離3千キロ以内であれば、エンジン・ブレーキなど無料修理、また購入後3ヶ月以内であれば、どれでも無料修理など、さまざまなアフターサービスがあります。
トラックアイテムは専門店で選びましょう
今回は、中古トラックの間違えない選び方についてご紹介しました。5つのポイントを当てはめて、状態のよいトラックを選びましょう。トラックは走行距離が長いため、パーツが傷みやすく放置すると事故の元に。貨物堂では、テールランプをはじめトラック用アイテムが豊富にそろっています。どうぞみなさんのトラックにぴったり合った、素敵なパーツをお選びください。