車高灯やデコレーションに大活躍のトラックマーカーですが、いかに美しくいかに広く輝けるか、さまざまな工夫が凝らされています。ここでは特に人気の高いトラック用LEDマーカーについて特徴を見ていきましょう。
JB LEDクリスタルシャインマーカー
JBこと日本ボデーパーツ工業のオリジナルトラックマーカーです。
「クリスタルシャイン」という名のとおり、細かく形成されたレンズ面の凹凸が光を美しく照射。レンズとベース部分は接着されていますので防水性も向上しています。(そのため、レンズ本体の交換はできません)24V専用です。
さらなる明るさをお求めなら、その名もクリスタルハイパワーマーカー「激光」シリーズをおすすめ。明るさ150%アップの秘密は超高輝度SMDの搭載にあります。従来のLED素子が丸い形であるのに対して、SMDは平たいチップ型となっていますので効率よく光源を配置できるのが強みです。
レンズを囲むリングがクロームメッキ処理をほどこされている点も明るさの一因。しっかりと防水処理もなされ、水滴の侵入や曇りの心配がありません。こちらはDC12Vと24Vの兼用となっています。
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LED フラッシュ・ストロボ
JETでおなじみ、ジェットイノウエのLEDスリムマーカーで、フロントグリルに収まるくらいの超小型設計が人気です。
取付け用の両面テープが同梱されていて、簡単に設置できるところもコンパクト性のよいところ。確実性を求めるならばステーを利用するとよいでしょう。配線方法次第で点灯と点滅の2とおりの発光ができるところも便利です。
「もっと小さく」という方のために超ミニタイプも用意されています。おおよそ幅8cm、高さ2cmというサイズで、これだけ小さいと活用範囲も広まるわけで、車高灯のほかにナンバー灯にも利用いただいています。
YAC 超流星LEDマーカーユニット
YACでおなじみの槌屋ヤックからは、トラックマーカーの定番・流星シリーズに加えて超流星マーカーユニットが登場です。
LED素子を11個内蔵した高照度LEDの採用によって流星シリーズの何と3倍の明るさを実現しました。流星シリーズと同様に、カバー部の樹脂レンズはダイヤカット加工がされていますので美しさはそのまま。
回路が定電流型となり電圧が変化しても一定の明るさをキープすることができます。広角ワイドで周囲に光が拡散し、地面もしっかりと照射されるので暗い道でも安心。DC12Vと24V共通仕様です。
YAC 流星LEDマーカーユニット
トラックマーカー定番、槌屋ヤックの流星LEDマーカーシリーズです。
本シリーズの特徴はセンターのリフレクターにあります。リフレクターは光を反射・拡散させる役目を持ちますが、これを透明にしてさらに内部にもLED素子を組み込むことで、先端部まで明るいマーカーとなっています。レンズはダイヤカット仕様で、一般的な電球では表現できないきらめきが楽しめます。
YAC Slim流星ポイントマーカー
なんと厚みがわずか10mmというトラックマーカーです。実際に車両に取り付けてみるとボディとのシームレスな一体感があり、想像以上に違和感がありません。
LEDも超広角タイプを6個内蔵していますので光にムラがなく、どの角度から見ても明るさに死角がないようになっています。同じYAC製の電球タイプのポイントマーカーから交換される場合は、ネジピッチとケーブル位置が変わらないため加工が不要です。DC12V・24V共通仕様です。
トラックマーカーは安心のメーカー製を
同じトラックマーカーでもメーカーそれぞれに意匠が凝られていますが、共通するところが光源にはLEDが用いられているということです。
意外かもしれませんがLEDも発熱をします。一般の電球と違って明かりの表面は平温のままのため分かりにくいのですが、発光部分自体はかなり熱くなり、この熱の発散がうまくいかないと製品寿命を地締めてしまうことになります。
ここにご紹介したトラックマーカーのラインアップは、どれも定評のあるアイテムばかり。熱対策もしっかりと設計されていますので、期待どおりの長寿命で活躍してくれることでしょう。