ボデーパーツはたくさんの種類があるので、どれを選ぶかによって外観だけではなく安全性にも影響があります。買ったあとに後悔しないよう、まず調べて決めましょう。パーツごとにポイントをご紹介します。
ECE規格品・反射板
反射板(リフレクター)は、追突防止のためトラックに取り付けが義務付けられているボデーパーツです。たくさんの種類からよいものを選ぶポイントとして、「ECE規格品」があります。ECEとは簡単にいうと、ヨーロッパで広く使われている安全規格のこと。反射板は、このECEの高い安全基準に合格したものがおすすめです。
反射板の色は赤やオレンジなどの蛍光色が、夕暮れなど薄暗い時間帯でもはっきり認識できます。また車体に取り付ける際、両面テープよりビスやボルトで固定できる種類の方が脱落しにくく安心です。
当たりゴム(クッションゴム)
トラックの扉のあおり止めボデーパーツは、当たりゴムです。選ぶ時には必ず取り付け部分のサイズを調べ、扉の開閉時など当たり方に違和感がないようにしましょう。当たりゴムは、プラットホームで荷卸しする際の衝撃で脱落しやすいパーツですので慎重に選びましょう。
おすすめは、当たりゴムと座金がセットになっているものです。値段は少し高めですが、座金を使ってボルトで固定することで、ゴムだけよりもしっかり取り付けることができます。
ウォーターホース
保冷車などの必需品、ウォーターホース。荷台に溜まった水を抜くための重要なボデーパーツです。ウォーターホース取り付けには荷台に固定する取付金具、バンドと丸棒ホルダーの3つの別途専用パーツが必要です。取付金具は荷台にしっかり固定する必要があるので、強度があるスチール製がおすすめ。丸棒ホルダーは錆に強いステン製をおすすめします。
マフラーカッター
地味で錆やすいマフラーエンドを、カッコよく変えるボデーパーツがマフラーカッター。マフラー丸ごと交換するより、安価で取付け簡単です。代表的な種類は3つ。デコトラ風にアレンジされたい方は、ウロコ模様マフラー。ごつい感じを出したい方は、6角マフラー。ピカピカ感が好きな方はステンレス製マフラーがあります。
また標準マフラーは泥除けマットが排気口をふさいでしまう場合があります。マフラーカッターの種類によっては、排気口を下向きに取り付けることができますので排気の逆流がご心配の方にもおすすめです。
ステンレス工具箱
ボデーパーツで外せないのが、工具箱。材質は錆に強いステンレスをおすすめします。工具箱は様々な形状がありますが、車体リヤサイドに取り付ける場合が多いので、蓋の位置が重要となります。
狭いスペースのため蓋が上に付いているより、蓋が横にある(手前に開ける)タイプが使い勝手がよいでしょう。またデザインも横長や、おしゃれな台形タイプなどあります。必ず車体の取り付け位置の寸法を測ってから選んでください。
ボデーパーツ どれが欲しいか決まりましたか?
ボデーパーツの色やデザインの違いで、トラックの印象ががらりと変わります。機能性とデザイン性を吟味しながら、納得のいくアイテムをみつけましょう。
貨物堂では、さまざまなトラックパーツを幅広く取り扱っています。パーツカテゴリーごとに商品の写真など見て、みなさんの愛車にピッタリ合った、ボデーパーツを選んでください。