ヤンキーホーンの分野においては老舗のキタハラ（HKT）と双璧をなすニッケン。トラックから乗用車まで、なぜニッケンはこれほどまでの人気を得ているのでしょうか。その秘密はニッケンの歴史にありました。
ニッケンのエアー技術の歴史
トラックドライバーにとっては「ニッケン」あるいは「NIKKEN」でおなじみですが、正式には「株式会社日建」という名称です。1975年創業の40年の歴史がある会社で、スタート時から乗用車用エアーホーンの生産を手がけてきました。ニッケンの事業の柱となっているのは、水処理技術と空気圧縮技術。空圧機器の精度を向上させることで、微妙なエアーコントロールを実現しました。
そこで培われた高度な技術が、ホーンやコンプレッサー、サスペンションといった製品に反映されています。
豊富な商品構成
ニッケンのヤンキーホーンはとにかくモデルが豊富で、ラインアップが整理されているのも他社にはない魅力です。人気のバトルヤンキーホーンシリーズをはじめ、スタンダードなD型、N型、3連のトリオなど、ファンにはおなじみのモデルが目白押し。これらを運輸や建設業界のトラック向けとすれば、一般の乗用車向けにはデジタルホーンも用意されています。
周辺機器も充実していて、コンプレッサーなどは汎用性も高いことから、ニッケン以外のヤンキーホーンにも使用されているほどです。
ニッケンヤンキーホーンの主力シリーズ
ニッケンのヤンキーホーンサウンドには、インパクトだけではなくリバーブ（残響）効果もあり、表現の幅も広いのが特徴です。低音は単なる低音ではなく重低音、伸びのよい高音は超高音と、他のヤンキーホーンの追随を許しません。また、デザインはダイナミックかつ洗練を感じさせる芸術的なフォルムが特徴です。
ここでは数あるニッケンのヤンキーホーンシリーズの中から、代表的なものをご紹介します。
D型シリーズ
ホーンの根元（エアーの吸気部分）の形状がアルファベットのDに似ていることからこの名称がつきました。「伝統のD型ボディ」といわれるように、ニッケンヤンキーホーンのスタンダードです。
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N型シリーズ
D型から生まれたラインがN型ヤンキーホーンです。実際のところ、両者の音にはさほど変わりはなく、違いはデザイン面にあります。N型はD型に比べていくぶんモダンなフォルムとなっています。登場以来、今まで造型が変わっていないということで、根強い人気のほどがうかがえます。
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バトルシリーズ
ニッケンの新しい定番シリーズです。最大の特徴はフラットなボディデザインで、系統としてはN型の変形版といえるでしょう。「バトル」の名のとおり、迫力のサウンドを聞かせてくれます。
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トリオシリーズ
単一の音に飽き足らない、重奏派のトラックドライバーに人気の3連ホーンです。その迫力はサウンドだけではありません。見た目もインパクト大です。
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一貫体制の生産クオリティ
ニッケンのヤンキーホーンは、今となっては珍しい社内一貫生産の体制のもとで作られています。好みの音を極めるのもよし、デコレーション第一で形から入るのもよし、ヤンキーホーンならニッケンを選んでおけば間違いありません。
ご購入の際には、貨物堂のサウンドサンプルをぜひお役立てください。今後もヤンキーホーンのラインアップをますます拡充させていきます！
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