数あるヤンキーホーンから1つおすすめするとなると、まずは高音モデルでしょう。ヤンキーホーンの高い音色は、警笛やトラッカー同士のあいさつ代わりなど、路上のトラックとは切っても切れない関係にあります。
迫力のヤンキーホーンを求めるなら！おすすめは高音域
ヤンキーホーンの音は、本来の役目からすると大きな音でなくてはなりません。そもそもは道路走行上の安全のために、自車の存在を知らせることが目的だからです。そのうえで、ヤンキーホーンはトラックデコレーションの歴史とともに改良されてきました。
単に音の大きさだけではなく、音の色、つまりサウンドの演色性が注目され出したのです。その結果、ホーンの口径や管のサイズ、材質と、いろんな組み合わせによって実にバリエーション豊かな音色を表現できるようになりました。しかし、サウンドデコレーションといった要素が大きい現在では、その音色の華やかさと迫力の面から見て、王道として高音モデルをおすすめします。
ヤンキーホーン売れ筋人気ベスト5
貨物堂でも人気のヤンキーホーンの中から、特に高音から中音域のモデルを5つをおすすめとしてご紹介しましょう。それぞれ音のサンプルを動画でお聞きいただけます。
1位．DHP454 D型ハイパワーヤンキー クローム
「とにかく大音量のホーンを」というドライバーにおすすめなのが、D型ハイパワーヤンキーホーン。ニッケンスタンダードのD型タイプのモデルで、音質はズバリ「超強高音」！貨物堂のラインアップでもいちばん「個性的な音」のヤンキーホーンのひとつです。
2位．DM428 D型メガヤンキー 真鍮
ニッケンD型モデルに、一部真鍮を採用したヤンキーホーンです。同じく超強高音ですが、素材の特性を反映してか、抜けるようなサウンドとなっています。
3位．BHP424 バトルハイパワーヤンキー クローム
人気のニッケンバトルシリーズも超強高音モデルです。澄んだ音色で、トランペットと言われても気づかないかもしれません。
5位．BL472 バトルロングヤンキー 真鍮
同じくバトルシリーズから中音クラスのホーンです。これくらいになると、だいぶん音が柔らかくなってきました。「聞きやすい」音のホーンが好みの方におすすめです。
ヤンキーホーンとトランペットは同じ仕組み
ヤンキーホーンを見ると、誰もがトランペットを連想するところですが、実際のところどちらも同じ原理で音が鳴っています。口で吹くのかコンプレッサーでエアーを押し出すのかの違いだけで、管の中のエアーが振動して音を出すという仕組みは変わりません。
また、管の部分が短いほど高音が出しやすいとされていますが、これは短いと中のエアーの振動が激しくなって音が高くなるという原理によるものです。逆に管が長いと、それだけ抵抗も大きくなって振動が弱まり低音になります。
高音を狙うならヤンキーホーンは短いサイズで
今回ご紹介したおすすめ高音モデルは、どれもサイズが小さい（短い）ことにお気づきかと思います。つまり、楽器の音の原理とまったく同じことがヤンキーホーンにも当てはまるわけです。高音になる目安として、全長が200mm台のものは高音域、300～500mmくらいが中音域と考えていただくとよいでしょう。
貨物堂の豊富なラインアップからお選びの際には、ぜひご参考にしてください。いろんなホーンの音を試聴して、お気に入りのものを見つけましょう。
