夏場の運転となるとエアコンが不可欠ですが、トラック用の網戸も忘れてはいけません。トラック用網戸は単にエアコンの代用品としてではなく、意外な効果が期待できます。
目次
トラック用網戸のメリット
トラック用網戸は、遮光性が高いことから日差しを和らげる効果もあります。夏場など、駐車中のトラック車内の高温化防止にもおすすめです。
カーテンの代用
写真でもお分かりのように、ベースとなる生地に無数の穴が空けられた状態となっているため、網戸を取り付けている間はじゅうぶんな目隠しとして機能します。通気性のあるカーテンといったところでしょう。
トラック用網戸の取り付け方
トラック用網戸には、家の窓のようにレールが付いているわけではありません。貨物堂の動画を参考に、網戸の具体的な取り付け方を見てみましょう。
取付けは窓枠に押し込んで
網戸を全体に広げて、四辺を窓枠に挟み込んで固定します。ゴムパッキンの間に押し込むようにしますので、形状によっては素手ではきついこともあるかもしれません。この場合は、ヘラのようなものがあると便利です。
一時しのぎの取り付け
とりあえず設置という場合は、ドアとボディの間に挟み込んでしまう方法もおすすめです。ピッタリと隙間なしというわけにはいきませんが、簡易的な一時しのぎになります。走行中の網戸は違法なので、「休憩のたびに網戸を付け外しするのが面倒」という方におすすめの方法です。
収納は折り畳む
トラック用網戸は折りたためるようになっています。シーズン終了後はコンパクトに収納できますので、購入時の袋は捨てずに保管しておくのがよいでしょう。次シーズンに使用する際は広げれば復元します。
トラック用網戸は違法?
トラック窓に網戸をつけることについて、「法律面でどうなのか?」というご質問をいただくことがありますが、結論から言うと「条件付きで」問題ありません。
>>トラックの安全窓と仮眠カーテンの関係
上の記事中でもご説明していますが、カーテンと同じく網戸は窓ガラスに貼り付けるわけではないので、合法となります。ただしこれは停車中に限っての話。「運転中には窓ガラスからの視界をさえぎらない」ものと定められていることから、トラック用の網戸も走るときは取り外さなければなりません。ただ、トラック用網戸のいちばんの目的は、虫の侵入を防ぐことですから、走行中はそれほど不自由しないでしょう。
トラック用網戸はエコにもなる
責任あるトラックドライバーとしては、社会ルールを守るためにも休憩中はアイドリングストップを心がけたいもの。ウィンドウを全開することになりますが、山間部や夜間休憩ともなると蚊のようなありがたくない侵入者がやってきます。そうなると、ウィンドウにピッタリとフィットした網戸が欠かせません。
貨物堂では、いろいろな車種に対応できるよう、たくさんのトラック用網戸をご用意しています。これから虫が増えてくる、夏場の運転の休憩時に役立つトラック用網戸をぜひ取り付けてみてください。
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