トラック用電装パーツを選ぶ際のポイントは

トラック用アイテムとしては、アクセサリーと同様に電装パーツも各社から実に多くの商品が用意されています。規格製品のためどれも大きな差はないものの、選ぶ際には押さえておきたいポイントがあります。

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トラック用スイッチ

トラック用スイッチ

電気機器が増えてくるにつれ、ON/OFFする手間もとられるようになります。「そろそろ面倒になってきた」と思い始めたのであれば、スイッチボックスを使ってはいかがでしょうか。この電装パーツは文字どおりスイッチが集まったボックスで、電飾・電気系統をまとめて手元でコントロールできるためかなり快適に、同時に車内もスッキリとなります。

容量に注意

12連タイプなど接続口の多いものも用意されていることから、「数が多いほどたくさんつなげて便利だ」と思われがちですが、ひとつ注意点があります。

1つのスイッチボックスには電流の上限値が決まっているため(合計20アンペアまで、等)、いくらたくさんの機器やランプを接続しても、同時に使える数が制限されることがあります。電流の目安としては電気ケトルが10A、照明では1A以下と、やはり熱を発する機器はアンペア値も高くなります。その点を考慮してお選びください。

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配線コード

配線コード

どんなに豪華なトラックの電装パーツも配線コードがなくては始まりません。貨物堂のラインアップでは、カラーと長さにご注目ください。

まずはカラーについては定番の黒以外にも、赤や青など数種類用意されています。電装系の配線というのは、たいていの場合は1本だけでは済まず、2本3本と複数が必要となります。また、両方の端は離れたところで接続されているものです。そこで、それぞれ違ったカラーのコードを使用しておくことで、途中をたどることなく開始点と終了点を識別できるわけです。

そのためなるべく多くのカラーのコードをそろえることになりますが、そうすると各々に余りが出てもったいないことに。そこでこの30メートルという長さが意味を持つわけです。

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バッテリー電源コード

バッテリー電源コード

電装パーツへの電気は電源コードを通じて流れます。水道のホースと同じで径が太いほど大量の電気を送ることができます。では径が細すぎるとどうなるでしょうか。

水道の場合ですと注入口からあふれ出ることになりますが、電気の場合は抵抗が生じて熱(「ジュール熱」といいます)が発生します。家庭でもアイロンやドライヤーなど熱を発生する電化製品を使った際に、コードが熱くなったことがあるかと思いますが、それがひどくなると火災の原因になります。そのため、電源コードは余裕をもって太目のものを選ぶようにしましょう。

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SQ値に注目

SQとはスクエアの略で、電線の断面積の単位で平方ミリメートルを表します。(電気工事の現場ではこれが変化して「スケア」とか「スケ」と称されています)SQの値が大きいほど断面積(=太さ)も大きく、大量の電気を流せるわけです。太くなればそれだけ取り回しもやりにくくなりますが、余裕を持った配線が可能となります。

貨物堂でも商品名にSQ値を記載していますのでご参考にしてください。車載用の電源コードでしたら8SQくらいあればじゅうぶん余裕を持たせることができます。

余裕を持たせましょう

電装パーツというものは間違った使い方をすると機器に支障が出るだけではなく、出火するということにもなりかねません。事実、住宅においては不審火の原因というのは漏電よりも規格に合わない電流の熱が原因であることの方が多いくらいです。

ここにあげた電源コードなど、コストを重視するあまり一番安価な電装パーツを選んだりすれば、同様の危険があるというわけです。こうなると商品の品質以前の問題ですね。貨物堂でも、幅広く対応ができるよう、コード類をはじめ電装パーツの充実を続けてきます。

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トラック用品と物流用品専門の通販ショップ「貨物堂」

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